2007 年リリースのデビューアルバムが一躍大ヒットとなったサレム・アル・ファキール (Salem Al Fakir)は、管楽器以外の演奏からアルバムのプロデュースまですべて自身でこなすシンガーソングライターだ。クラシックやジャズなどのバックグラウンドを持ち、スティーヴィー・ワンダーに代表される 70 年代のソウルから影響を受けたその音楽性は、従来のスウェディッシュポップとは一線を画している。 ロビン (Robyn)をはじめとしたスウェーデンのトップアーティストらに楽曲を提供するといった、マルチタレントな一面も持っている。
スウェーデンを代表する世界的プロデューサーのアクスウェル(Axwell)とセバスティアン・イングロッソ(Sebastian Ingrosso)によるハウス・リミックスで話題になった「It’s True」(2007年秋リリース)は、クラシック・ポップ・ミュージシャンである彼にあっては異色の作品でありながらヒット作品となった。
(Text: Martin Ekelin / Photo: Stefan Segolson)
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