形成されて間もない新しいミュージックシーン“ネオ・デップ”(Neo Depp)。エクトプラズム・ガールズは、その最前線にいるバンドだ。ナディン(Nadine)とタニヤ(Tanya)のバーン姉妹(Byrne)のデュオで、バンド同様そのスタイルも新しく、そのサウンドはとても興味深く、そしてプログレッシブだ。彼女たちのユニークなサウンドは、多くの人に“アート・ミュージックとポップの融合”と形容されるだろう。
ネオ・デップ(Depp = depression:憂鬱の意)とは、悲しく暗い雰囲気でありながら、同時にポップさを感じさせるサウンドだ。2007年11月に行われたイベント「フィムニング(Skymning)」からこの新しいジャンルが始まったと言われている。このイベントは、オーディオノーム(Audionom)のヴォーカルのヨハン・ヒンデシュ(Johan Hinders)によってアレンジされ、ガムラ・スタンにある小さなカフェで開かれた。
“ダーク”という言葉が似合うエクトプラズム・ガールズのサウンドは、スウェーデンのミュージック・シーンに斬新かつエキサイティングな影響を与えている。2008年に有名なエレクトロニック・ミュージックのレーベルであるアイディール・レコーディング(Ideal Recordings)と契約し、同年後半には早速ヨーロッパ・ツアーをスタート。ライブ・パフォーマンスは決して型にはまらず、オリジナル・ビデオ映像を駆使するなどアート性の高いものになっていて、一見の価値がある。 (Text: Gustaf Kjellin)
Myspace内公式ページ ≫