クラブシーンにおけるスウェーデンのハウスプロデューサーは、世界中の名だたるクラブで満員の観客を熱狂させる超一流のパフォーマンスで、ラブコールが鳴りやまない存在だ。
中でもエリク・プルッツの存在はひときわ輝きを放っている。
スティーブ・ウィンウッドの1982年ヒットソング「ヴァレリー」をリメークした「コール・オン・ミー」はプルッツの最も有名な曲で、世界中のチャート1位を総なめにしている。とはいえ、プルッツの大半のリリースはポップチャートに入るような曲ではない。たとえば、Pryda名義でプログレッシブハウスを作りながら、Cirez D名義でエレクトロハウスをリリースするなど、その才能はとどまるところを知らない。また、どのようなスタイルの曲を作っても必ずヒットナンバーになることから、プロダクションからの信頼が厚く、自由放任を許された稀有な存在で、あらゆるサウンドクリエイターの羨望の的となっている。 (Text: Martin Ekelin)
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