ただ今移転準備のため閉店中。
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冬のスウェーデンは日照時間が短いため、人々はいつも疲れているというのが定説だ。最も暗い時期は、ストックホルムでは午前9時に朝陽が昇り、午後3時には早くも太陽が沈んでしまう。それに、太陽が出ている、とは言うものの、ただただ地平線に沿ってぐずぐずしているだけで、空から日が差している、というのにはほど遠い。
そこで日光不足対策として、2004年にマッティン・シルヴァン氏(Martin Sylwan)がスウェーデン初の、あるいは世界初の照明カフェ(Light Cafe)をオープンさせた。シルヴァン氏自身も日光不足による鬱病を患った経験があるのだが、病院に行って照明治療をするのがいやで、自分で照明カフェを始めるきっかけとなった。
カフェの名前にある「イーグロ」とは英語の「イグルー」、つまり日本で言う「かまくら」のこと。利用者を包み込むようなつくりや優しい純白の内観はまさにそれだ。
イーグロ・カフェは二つの部屋に分かれている。ひとつはカウンターのある普通のカフェ風のスペースで、もう一方は、ゆったりとリラックスできるように特別にデザインされた、いわゆる「照明部屋」だ。光を切望するスウェーデン人のためにこの部屋は極力明るく、そして白くデザインされており、シルヴァン氏はこの明るさがもたらす居心地の良さを保つための配慮に余念がない。
「照明部屋」の明るい雰囲気を壊さないために、部屋に入る際は皆一様に特注の白いローブを着せられ、靴も脱がなければならないため、部屋内はまるで別世界だ。ここでは、普通に友人との会話を楽しみ、コーヒーを飲んだり、オーガニックなサンドウィッチやサラダを食べることができる。
照明部屋の利用料金は1時間につき110クローナ(飲食代別)となっている。ただし10席しかないため、利用する際には予約してから行くことをおすすめする。 (Text/Photo: Martin Ekelin)
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住所:Hornstulls Strand 1
電話:08-668 82 70
地下鉄駅 Hornstull 「ホーンストル」
営業時間:月〜金07:00-14:00、火16:00-19:00も開、土・日 10:00-17:00 ※冬季(10月〜3月)のみ営業