エンジョイ in 東京 - イベント/レポート Event/Report

ストックホルムのテクノシーンの新星、東京に現る!

ストックホルムのテクノシーンの新星、コルネル・コヴァクスが渋谷moduleをジャック!
今回が初来日のコルネルがプレイするのは、彼のプレイスタイルにぴったりの、大きすぎず暗めのフロア。しかし、スウェーデンではレシデントパーティーをいくつも抱える売れっ子DJにも関わらず、火曜日の夜にプレイなんてもったいないと思っていたが、大間違い。 平日の夜だからこそ、コアなテクノ好きが集まるということをあらためて感じる夜だった。

パーティーは22時スタートにも関わらず、平日のためかコルネルがプレイをスタートしてもフロアは満員にはほど遠い状態。最初の30分はオーディエンスも音に合わせて軽く踊っていたが、気が付くと次第にフロアも埋まりだし、コルネルも徐々に調子が上向きに。近日リリース予定のコルネルのオリジナル曲や、最近お気に入りというDJ KINKの曲など、かなりビートの効いた、これこそテクノ、という曲を次々とプレイ!

スタートから1時間、フロアの熱気はピークを迎える。
いつのまにか、オーディエンスは陶酔とともに体を震わせ、コルネルが曲が変わるたびに歓声が挙がり、オーディエンスもさらなる熱気を帯びる。タバコの煙と熱気とコルネルの繰り出す重いビートで、独特な雰囲気の空間が出来上がっていた。

2回目のピークは、最後の10分。この夜のコルネルのプレイの中で、一番クレイジーな瞬間だ。音が少し抑え目になると、次の曲を楽しみにする歓声が聞こえ、曲がドロップされるとフロアからは叫ぶような歓声が聞こる。熱気の溢れる中、オーディエンスの反応も一番激しい時間帯だった。オーディエンスの、コルネルの生み出す音への集中力はすさまじく、プレイ後に、コルネル本人も「カオスだったよ」と語っていたくらいだ。

その後にも数人の日本人DJがプレイしたが、その1人、DJ DSKEはコルネルのお気に入りで、コルネルは自分のプレイ後もダンスフロアに戻り、オーディエンスとして楽しそうに踊っていた。

コルネルのプレイはおよそ2時間だけだったが、テクノファンにはシビれるひと時だったはずだ。
個人的には、ストックホルム屈指の若手DJコルネルのプレイをもっと多くの日本人に体験してほしい。コルネルもかなり東京を気に入ったようで、観光からショッピング、日本食に至るまで東京を味わい尽くし、再来日を約束して東京を後にした。
(Text/Photo: Asuka Matsuhashi)

コルネル・コヴァクスの紹介記事はこちら ≫

おまけ

私のお気に入りのDJ、コルネル・コヴァクス。
彼が出てるイベントは本当に、思い出してニヤリとしてしまうほど、楽しい。それはもう、帰り道でもうすでに次のプレイが待てなくてなんとなくメランコリックな気分になってしまうくらいに。そんな憧れのコルネルに勇気を持って話しかけてみたのだけれど、オフの時は、プレイしてる時のセクシーでクールな印象とは打って変わって、かなり話しやすくてびっくり。意外と、お酒にはあまり強くないとの事で、「酔っ払ったー」といって帰ってゆきました。そんなかわいいところもある若干24歳のスーパーテクノDJコルネル。彼はストックホルムでは週に2回はプレイしているほど精力的に活動しているので、今回見逃した人も、ストックホルムに行く機会があったら是非マリー・ラヴォーかF12に遊びに行ってほしいと思います♪