ヨヨ・エリクソン(Jojo Ericson)とマロウ・パルムクヴィスト(Malou Palmqvist)の2人の女性デザイナーは、2000年にイギリスのケント・インスティテュート・オブ・アート&デザインで行われたアート・コースを受講時に出会った。その後はイギリスにある別々の大学に通いながら、卒業後の2005年にデュオとしてコレクションを完成させたのがこのブランドの始まりで、今日ではロンドンのショーディッチ地区を拠点に活動している。
マロウによると、グラフィックのプリントがヨヨ&マロウの最重要ポイントであるため、スケッチをする際はいつもグラフィックのパターンから始めるとのことだ。彼女たちの作品を見ると、グラフィック・プリントがいきいきとした存在感を放っているのがわかる。そのせいであろうか、ヨヨ&マロウの服にはどこか楽しげでハッピーな印象を受けるものが多いのだ。
毎回のコレクションにおいて、リサーチに時間をかけてコンセプトやテーマを設定している彼女たちの2009秋冬コレクションは「握手と傷心」(Handshake Heartbreak)と題された“クールな1920年代”をテーマにした作品群だ。ヨヨ&マロウはそこに1920年代の代表的なヒップな面々として、政治活動家ナンシー・クナード(Nancy Cunard)やエンターティナーのジョセフィン・ベーカー(Josephine Baker)らをピックアップしている。
これまでに、イギリスの大手アパレルチェーン「トップショップ」(TOPSHOP)のための特注コレクションや、北欧の若手ファッション・デザイナー援助団体「+46」の主催で行われたキャットウォーク・ショーへの出演、そして雑誌「デイズド&コンフューズド・ジャパン」(DAZED&CONFUSED JAPAN)特注プリントのドレスを手掛けている。
(Text:Martin Ekelin / Photo:Marcus Palmqvist)
公式サイトはこちら ≫
2009秋冬コレクション「握手と傷心」はこちらの動画で ≫